文字サイズ フォント小フォント大

知恩院の除夜の鐘2014


知恩院の大鐘は、古来より日本最大級の大梵鐘として広く知られています。
12月31日の大みそかには、「えーいひとーつ」「そーれ」の掛け声のもと、親綱、子綱を17人の僧侶が最大限の力を振り絞って、 一打一打除夜の鐘を打ち鳴らします。
撞く数は我々がもつ煩悩の数、108。1年間の煩悩を払いのけ、清らかな心で新しい年を迎える伝統儀式です。

知恩院の大梵鐘"

知恩院の梵鐘は、高さ3.3メートル、直径2.8メートル、重さ約70トン。寛永13年(1636)、知恩院第32世雄誉靈巖(おうよれいがん)上人のときに鋳造され、京都方広寺、奈良東大寺と並ぶ大鐘として広く知られています。

この大鐘が鳴らされるのは法然上人の御忌大会(4月)と大晦日の除夜の鐘だけですが、とりわけ除夜の鐘は、親綱1人・子綱16人の17人で撞き、京都の冬の風物詩となっています。
また大正11(1922)年にアインシュタインが知恩院に参詣した際、この大鐘の下で音の実験を行った事でも知られています。

特徴あるダイナミックな撞き方

知恩院の除夜の鐘は、身を清めた僧侶達によって特殊な方法で撞かれます。
親綱という太い綱を持った撞き手が、「えーい、ひとーつ」という掛け声を発すると、それに呼応して子綱を持つ残りの16人の僧侶が「そーれ!」と、タイミングを合わせて撞木(しゅもく)を大きく引きます。その後、撞き手が撞木に仰向けにぶらさがるようにして、体全体を使って大鐘を打ち鳴らします。こうして108打の鐘が年をまたいで、約1分間隔で撞かれていきます。

大鐘の周りでは、一打大鐘が撞かれるごとに僧侶3人が五体投地の礼拝(らいはい)を行い、数取り役の僧侶が鐘を撞く合図と時間の配分、108打の数取り等々を行います。厳かな雰囲気の中、罪障消滅と世の安穏を祈りながら鐘撞きは進行していきます。

知恩院の除夜の鐘はこのように特殊な撞き方をしますので、ご参詣の方に鐘を撞いていただくことはできません。

試し撞き 
除夜の鐘当日スケジュール  
日付 時間 内容
2016年
12月31日

午後4時00分 一般拝観終了(閉門)
昼間の参拝、庭園拝観が終了し、参詣入口が閉門されます。
  午後8時00分 除夜の鐘 参詣入口開門
黒門入口が開門され、大鐘楼までお進みいただけます。
※円山公園側からは入場できませんので、ご注意ください。
※境内全域で通行規制が行われ、進路は一方通行になります。
  午後10時20分頃 法然上人御堂での法要
導師並びに一山僧侶により法然上人御堂(集会堂)にて法要が行われます。
法要が終わって、一山僧侶が大鐘楼へ進みます。
  午後10時35分頃 大鐘楼での法要
大鐘楼に到着した御導師と一山僧侶が大鐘の下で読経を行います。
  午後10時40分頃 除夜の鐘
一山僧侶により、1分程度の間隔で108打の鐘が撞かれます。
ご参詣の方は順次、円山公園へ抜けてお帰りください(一方通行) 。例年、約3万人の方々にお参りいただいています。
  午後11時頃 参詣入口閉門
山内収容可能人数を上回った場合は、ご参詣の皆さまの安全確保のため、閉門時間を繰り上げさせていただくことがあります。
あらかじめご了承ください。
2017年1月1日 午前0時20分頃 最後の108回目の鐘が撞かれ、鐘撞きが終わります。
  午前5時00分 新年を迎えて、参詣入口が開門されます。
当日の注意事項
お問い合わせ/交通アクセス
総本山知恩院 
〒605-8686 京都市東山区林下町400/TEL: 075-531-2111
▲ ページのトップへ