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国宝・御影堂大修理

御影堂大修理だより

2013年5・6月  瓦降ろし 完了!

御影堂の修理工事が着々と進んでいます。2月には9万枚に及ぶ瓦をすべて降ろし終え、土居葺(どいぶき)の屋根が姿を現しました。

       

▲屋根瓦を降ろし土居葺が見えた状態

土居葺とは瓦の下に葺(ふ)かれた板のことで、万が一瓦が破損しても、堂内に雨がまわらないよう防ぐ役割をしています。御影堂の土居葺板はとても重厚なもので、厚さ約1.8センチ、長さ約90センチもあり、この板が何枚も重ね合わされて屋根を覆っています。この板の葺足(ふきあし、板の重なった部分を引いた長さ)が約18センチですので、板の大部分は重なって見えない状態になります。
取り外された土居葺板は、再使用できるかどうか1枚1枚点検され、大きさや形状ごとに分類されます。

▲土居葺板を取り外す作業(かなりの傷みが見られる)

土居葺の下には、さらに野地板(のじいた)といわれる板が張られています。野地板は垂木(たるき、屋根の骨組みを構成する部材の一つ)の上に張られた板で、屋根を形成する土台になります。
6月上旬時点で、この野地板を取り外す作業を行っている最中です。野地板が外されると、いよいよ御影堂の屋根を支える骨組みが見えてきます。

 ▲土居葺板がすべて取り除かれ野地板が姿を現しました。

▲傷んだ土居葺板

 

▲(左)土居葺板はこのように幾重にも重なり合っています/(右)傷んだ軒先の部材

                                            

 

 

    


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