令和6年(2024)に浄土宗開宗850年を迎えるにあたり、10月2日から8日間にわたってお待ち受け法要を厳修いたします。各日、総本山の猊下、大本山の台下が導師を勤め、各本山の特色ある法要が執り行われます。
檀信徒ならびに有縁の皆様はぜひお参りいただき、ともにお念仏をお称えいたしましょう。
10月2日(月)10:30~ |
大本山善光寺大本願[長野] 法然上人が撰述された『選択本願念仏集』に説かれる主要な教えを、左右導師と式衆が交互に語るように訓読で唱え、その教えを讃嘆(さんだん)、奉戴(ほうたい)します。 |
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10月3日(火)10:30~ |
大本山光明寺[鎌倉] 節まわしを長く引き伸ばす「引声(いんぜい)」という声明によって『阿弥陀経』・念仏をとなえ、「香盤行道(こうばんぎょうどう)」という特殊な行法で仏を讃える「引声法要」を勤めます。 |
10月4日(水)10:00~ |
大本山百萬遍知恩寺[京都] 数珠玉が1080顆(か)、長さ110メートル、重さ350キロの大念珠を僧俗ともどもに繰りながら、お念仏をおとなえする百萬遍大念珠繰りを行います。 |
10月5日(木)10:30~ |
大本山増上寺[東京] 関東の気風と相まった壮大な雰囲気を持つ曲調と評される、同寺に伝わる縁山(えんざん)流声明を用いた「縁山流声明法要」で、三導師が表白(ひょうびゃく)、風誦(ふじゅ)、宣疏(せんしょ)を読み上げます。 |
10月6日(金)10:00~ |
大本山金戒光明寺[京都] 『阿弥陀経』の訓読、比叡山横川に伝承される和讃節(わさんぶし)による礼讃(らいさん)を唱える三途講式(さんずこうしき)を奉修し、京都に最初の念仏道場を開かれた法然上人の祖徳を偲びます。 |
10月7日(土)10:30~ |
大本山善導寺[久留米] 開宗850年を慶讃するとともに、福岡・吉祥寺伝承の双盤念仏(そうばんねんぶつ)も含めた浄土宗二祖三代、本願念仏の法灯継承への祈りも込めた華やかで力強い法要を勤めます。 |
10月8日(日)12:00~ |
大本山清浄華院[京都] 大勢でとなえるお念仏のありがたさを感じていただくため、清浄華院有縁の方々に参集いただき、導師を中心にお念仏をとなえる大法要を勤めます。 |
10月9日(月・祝)10:00~ |
総本山知恩院[京都] 声明の唄(ばい)、散華(さんげ)、梵音(ぼんのん)、錫杖(しゃくじょう)という4つの曲を用いる四箇法要(しかほうよう)を勤めます。諸宗の大法要のなかで最高の儀式法要とされ、知恩院では長く途絶えていたものです。 |
お問い合わせ
浄土宗総務部 TEL:075-525-0479