大正4(1915)年に「明照」額奉安を記念して、法然上人が残したお念仏の教え、説かれたことばをまとめた『元祖大師御法語』が出版されました。そして平成22(2010)年には法然上人800年大遠忌を記念して総本山知恩院布教師会より現代語訳『法然上人のお言葉―元祖大師御法語―』が発行されました。
時空を超えて読み継がれる法然上人のお言葉を次世代に伝えるため、法然上人浄土宗開宗850年慶讃を記念して書籍をデジタル化し、どなたでもお読みいただけるようになりました。
法然上人は万民救済の道を求めて比叡山青龍寺報恩蔵に籠り、承安5(1175)年、一切経の中から善導大師の『観経疏』の一文に出会い、専修念佛の道を示されました。
浄土宗ではこれを立教開宗と定め、『観経疏』の一文を『開宗の御文』と位置づけています。浄土宗開宗八百五十年を迎えるに当たり、法然上人のみ教えを広めるため、“開宗の御文写経”を発願しました。
またとない勝縁に結縁いただき、益々お念佛信仰に精進されますようお願いいたします。
写経用紙、返信用封筒、郵便振替用紙をお送りします。
為書きには、ご先祖様への追善供養、家内安全、身体健全、所願成就などの願い事をお書きください。
知恩院にてご回向の後、お納めいたします。
総本山知恩院
法然上人浄土宗開宗850年慶讃記念事業事務局
TEL.075-531-2241/FAX.075-531-2388