知恩院の除夜の鐘

2018年12月31日(月)開門午後8時~ 開始午後10時40分~ 閉門午後11時頃

大みそかには、「えーいひとーつ」「そーれ」の掛け声のもと、
親綱、子綱を17人の僧侶が力を合わせて、 一打一打鐘を打ち鳴らします。
()く数は我々がもつ煩悩の数、108。
1年間の煩悩を払い、清らかな心で新しい年を迎える行事です。

知恩院の大鐘

知恩院の大鐘

知恩院の大鐘は、寛永13年(1636)に鋳造されたもので、知恩院 第32世 雄譽靈巖(おうよれいがん)上人が信者に寄進を呼びかけ、徳川幕府の力を借りずに完成させたものです。日本三大梵鐘の一つに数えられ、高さ1丈8寸(約3.3m)、直径9尺2寸(約2.8m)、厚さ9寸5分(約30cm)、重さ1万8千貫(約70t)という巨大な大鐘です。 この大鐘には「南無阿弥陀仏」の名号と鋳造者の銘を記すのみで、鋳造の来歴や鋳造者の功績を記した銘文は見当たりません。これは、後の論難や災いを避けるための靈巖上人の配慮とされています。

特徴ある
ダイナミックな撞き方

知恩院の除夜の鐘は、身を清めた僧侶達によって特殊な方法で撞かれます。
親綱を持った撞き手が、「えーい、ひとーつ」という掛け声を発すると、それに呼応して子綱を持つ残りの16人の僧侶が「そーれ!」と、タイミングを合わせて撞木(しゅもく)を大きく引きます。その後、撞き手が撞木に仰向けにぶらさがるようにして、体全体を使って大鐘を打ち鳴らします。こうして108打の鐘が年をまたいで撞かれていきます。

大鐘の周りでは、一打大鐘が撞かれるごとに僧侶3人が五体投地の礼拝(らいはい)を行い、数取り役の僧侶が鐘を撞く合図と時間の配分、108打の数取り等々を行います。厳かな雰囲気の中、罪障消滅と世の安穏を祈りながら鐘撞きは進行していきます。

知恩院の除夜の鐘はこのように特殊な撞き方をしますので、ご参詣の方に鐘を撞いていただくことはできません。

除夜の鐘のようす
除夜の鐘のようす
除夜の鐘のようす

試し撞き

2018年1227日(木)
午後2時~

総本山知恩院の僧侶により、除夜の鐘本番さながらに大鐘の試し撞きが行われます。
この様子は、テレビ・ラジオ・新聞等で広く報道されます。

  • 試し撞きのようす
  • 試し撞きのようす

除夜の鐘 当日スケジュール

2018年12月31日

午後4時00分

一般拝観終了(閉門)

昼間の参拝、庭園拝観が終了し、参詣入口が閉門されます。
午後8時00分

除夜の鐘 参詣入口開門

黒門入口が開門され、大鐘楼までお進みいただけます。
※円山公園側からは入場できませんので、ご注意ください。
※境内全域で通行規制が行われ、進路は一方通行になります。
午後10時20分頃

法然上人御堂での法要

導師並びに知恩院の僧侶により法然上人御堂(集会堂)にて法要が行われます。
法要が終わって、僧侶が大鐘楼へ進みます。
一般の方は参拝していただけません。
午後10時35分頃

大鐘楼での法要

大鐘楼に到着した御導師と僧侶が大鐘の下で読経を行います。
午後10時40分頃

除夜の鐘

僧侶により、108打の鐘が撞かれます。
ご参詣の方は順次、円山公園へ抜けてお帰りください。(一方通行)
午後11時頃

参詣入口閉門

山内収容可能人数を上回った場合は、ご参詣の皆さまの安全確保のため、閉門時間を繰り上げさせていただくことがあります。
あらかじめご了承ください。

2019年1月1日

午前0時20分頃

最後の108回目の鐘が撞かれ、鐘撞きが終わります。

午前5時00分

新年を迎えて、参詣入口が開門されます。

当日の注意事項

  • 指定文化財建造物が並んでおります。火気の持込は厳しく禁じております。
    また、喫煙は指定の場所以外ではご遠慮ください。
  • 多くの方が参詣されます。特に通行については係員の指示を守り、事故等がおこらないよう、各人ご注意ください。
  • お手洗いは泰平亭横にございます。境内は一方通行になりますので、大鐘楼へ入る前に必ずお済ませください。
  • 寒い中、長時間お待ちいただくことになります。防寒対策を十分にとってください。
  • 三脚の使用やフラッシュ撮影については、参詣者の通行や撞き手の安全にかかわりますので、固くお断りします。
  • 境内でのドローン等の使用も固くお断りします。

交通アクセス

総本山知恩院
〒605-8686 京都市東山区林下町400
TEL: 075-531-2111