知恩院の除夜の鐘

2020年の
試し撞き・除夜の鐘について

例年大変多くのご参拝をいただいております試し撞き・除夜の鐘ですが、ご参拝者同士の距離の確保が難しいと判断し、
新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、知恩院僧侶のみで執行いたします。どちらもご参拝いただく事ができません。
何とぞご理解くださいますようお願い申し上げます。

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大みそかには、「えーいひとーつ」「そーれ」の掛け声のもと、
親綱、子綱を17人の僧侶が心を合わせて、 一打一打鐘を打ち鳴らします。
()く数は我々がもつ煩悩の数、108。
一年間の煩悩を払い、清らかな心で新しい年を迎える行事です。

知恩院の大鐘

知恩院の大鐘

日本三大梵鐘の1つとして知られている知恩院の大鐘。知恩院第32世 雄誉おうよ霊巌れいがん上人(在住期間:寛永6年(1629)-18年(1641))が檀信徒に寄進を呼びかけ、寛永13年(1636)に高さ1丈8寸(約3.3m)、直径9尺2寸(約2.8m)、厚さ9寸5分(約30cm)、重さ1万8千貫(約70t)という巨大な鐘を完成させました。 この大鐘には「南無阿弥陀仏」の名号と鋳造者の銘を記すのみで、鋳造の来歴や鋳造者の功績を記した銘文は見当たりません。これは、後の論難や災いを避けるための 霊巌れいがん上人の配慮とされています。

特徴ある
ダイナミックな撞き方

親綱を持った撞き手が、「えーい、ひとーつ」という掛け声を発すると、それに呼応して子綱を持つ残りの16人の僧侶が「そーれ!」と、タイミングを合わせて撞木(しゅもく)を大きく引きます。その後、撞き手が撞木に仰向けにぶらさがるようにして、体全体を使って大鐘を打ち鳴らします。こうして108打の鐘が年をまたいで撞かれていきます。

大鐘の周りでは、一打大鐘が撞かれるごとに僧侶3人が五体投地の礼拝(らいはい)を行い、数取り役の僧侶が鐘を撞く合図と時間の配分、108打の数取り等々を行います。厳かな雰囲気の中、罪障消滅と世の安穏を祈りながら鐘撞きは進行していきます。

知恩院の除夜の鐘はこのように特殊な撞き方をしますので、ご参詣の方に鐘を撞いていただくことはできません。

除夜の鐘のようす
除夜の鐘のようす
除夜の鐘のようす

試し撞き

総本山知恩院の僧侶により、除夜の鐘本番さながらに大鐘の試し撞きが行われます。
この様子は、テレビ・ラジオ・新聞等で広く報道されます。

  • 試し撞きのようす
  • 試し撞きのようす

交通アクセス

総本山知恩院
〒605-8686 京都市東山区林下町400
TEL: 075-531-2111