知恩院第29世中興 満譽尊照(まんよそんしょう)大和尚四百回忌の法要をお勤めいたします。
御祥当:令和元年6月25日

満誉尊照像 江戸時代(17世紀)
知恩院第29世中興 満誉尊照大和尚 永禄5年(1562)―元和6年(1620)
万里小路(までのこうじ)秀房の孫。下総大巌寺にて修学。德川家康の猶子1(ゆうし)。文禄4年(1595)後陽成天皇の綸旨2(りんじ)により、知恩院住職となる。家康と師檀の契約を結び、知恩院を德川家の菩提所とする。慶長7年(1602)家康生母於大(伝通院)の葬儀、中陰の法要の導師を勤める。家康による伽藍造営・土地の寄進をうけ、現在みられる壮大な伽藍の礎を築く。また宮門跡の設置、浄土宗の規範となる「浄土宗法度3」を制定した。
1猶子・・・養子のこと
2綸旨・・・天子などの命令
3浄土宗法度・・・元和元年(1615)に発布。35箇条の条文からなる。その内容は、本山知恩院のために制定された「知恩院宮門跡の設置」(第1条)「知恩院役者六人の設置」(第2条)からはじまり、末寺の統制、僧侶の修学・位階、儀式や法会、伝授、寺院の新築・造営に関する規定。

