6月27日、御影堂の素屋根を移動させる第3回スライド作業が行われました。
計3回のスライド作業によって、素屋根の骨組みは御影堂の東側から西へ16.5メートル移動しました。 修理工事は着々と進んでいます。
5月29日 第1回スライド直前の御影堂
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約一ヵ月後
6月27日 素屋根が約4分の1出来上がりました
御影堂のような巨大な建物をすっぽり覆うため、素屋根も間口73.5メートル、奥行72メートル、高さ41メートルという大きなスケールで組み立てられます。
では実際、人と比べたらどれくらい大きいのでしょうか??
職人さんたちが屋根を取り付けている作業写真をご覧ください。
どこにいらっしゃるかわかりますか??
修理工事では多くのクレーンが使われ、大小さまざまな資材が運ばれていますが、職人さんたちが一番気をつけている点は、参拝者の方たち、そして御影堂の上空に資材を通過させないことだそうです。
連日高所での厳しい作業が続いている中でも、大切なものには決して危険が加わらないよう細心の注意を払われているんですね。