御影堂屋根では瓦を固定するための瓦桟(かわらざん)が土居葺(どいぶき)のうえに取り付けられ、屋根瓦を葺くのを待つばかりとなりました。
また御影堂の縁周りの縁板と正面階段の両脇の登り高欄(手すり)などが取り外されました。400枚以上ある縁板は一部明治時代のものがありますが、ほとんどが創建当初のものです。縁周りの修理の後、特に傷みの激しいもの以外、これらの板は補修してもとにもどされます。

瓦を固定するため瓦桟(木の桟)を土居葺に取り付けます

手すりの取り外し

400枚以上の縁板が1枚ずつ取り外されました

縁板を取り外す前の御影堂の縁(左)と取り外した後の縁(右)