国宝御影堂落慶Great repair of Mieidō

2019年12月

御影堂の内部整備が進んでいます

明照(めいしょう)額の設置

御影堂外陣の正面に、完全修復を終えた明照額が掲げられました。外陣に足場を組み立て、縦2・15m、横1・73m、重さ約190㎏の額をロープで吊り上げました。明照額は大正天皇の宸翰(しんかん)で、大正4(1915)年に制作されたものです。修理前は全体的に色が落ちていましたが、鮮やかな群青色の岩絵具で塗り直され、制作当初の姿になりました。

六角照明の吊り下げ

御影堂外陣の天井に幅3・03mの六角照明が吊り下げられ、外陣を優しい光が照らしました。六角照明は浄土宗開宗八百年慶讃記念として制作されたもので、今回の修理で当時の輝きを取り戻しました。

大常華(だいじょうか)設置

宮殿の両脇に高さ4mを超える大常華が設置されました。今回の修理の際、幹元に墨書が見つかり、明治11(1878)年に知恩院第75世養鸕徹定(うがいてつじょう)上人のもと制作されたことが確認されました。