国宝御影堂落慶Great repair of Mieidō

2018年4月

素屋根解体作業

素屋根の解体作業も半分まで進み、御影堂の大きな屋根が姿を現し始めました。油圧ジャッキで組み立ての時とは逆方向に素屋根を押し出し、御影堂に重ならない位置で解体します。押し出す際は常に移動距離を確認し、ジャッキに送る油の量を調節しながらの作業となります。今回は素屋根1ブロック分(約5メートル)を移動させました。このまま順調に進めば、年内には素屋根の解体が終了する予定です。

 

半分まで解体が進んだ素屋根

半分まで解体が進んだ素屋根

移動距離を画面で確認しながらポンプを調節する。

移動距離を画面で確認しながらポンプを調節する。

油圧ジャッキで素屋根を押す。

油圧ジャッキで素屋根を押す。

解体した素屋根をクレーンで運ぶ様子。

解体した素屋根をクレーンで運ぶ様子。